鹿児島登山を安心して行う前に、最初にする6つの事!
鹿児島登山・山登りという趣味を続けていく中で、安心・安全に登る為に絶対にしないといけない事があります。
基本は6つの事!そして最後に山登りの技術が確かめられる
魅力的な山々を紹介します。
①鹿児島の山の登山時期
現在登れる山なのか?といった情報は必ず調べておかないといけません。
活火山が近くにある山ならなおさらです。
(新燃岳・硫黄山は現在登れません。獅子戸岳も登山規制レベル2になった為登れません)R元年11月現在
気象庁の情報や、鹿児島県や近隣の県の登山規制の情報をちゃんと調べておきましょう。
https://www.city-kirishima.jp/kirikan/kanko/shizen/yama.html
また、鹿児島の山には
特定の綺麗な花が咲く花山々があります。
本来、花の綺麗な時期と言えば『春』ですが、
鹿児島の高山植物や花々は、1月から12月にかけてずっと咲いています。
綺麗な花が咲く時期は異なります。例)3月はマンサク、5月はミヤマキリシマなど。
また、山によっては、登りやすい時期、登りにくい時期、などあります。
時期を知る事により、山の面白さや危険さを知る事になります。
②登山届
山の危険性を知れば、当然登山届は出さないといけません。
めんどくさいから出したく無いなぁ・・・
とか、言っている方!要注意!ですよ!
危険性を知ったうえで読んで下さい。
出す理由は一つ!
登山している本人が思いも寄らない事故で動けなくなったり、
突然、具合が悪くなったりした時の助かる確率です!
実は低山ほど、事故が多いのも山の特徴です。
なぜなら!標高の高い山ほど、命の危険性を感じて必要以上に準備をし、必要以上に調べます。
でも、低山は基本的に日帰りで帰る事も多いですよね?
その分、装備がおろそかになったり、救急用品を持っていなかったり、
重くなるのを嫌って、水の量を減らしたり。
これは助かる確率を減らしているのと一緒なんですよ!
※現にルートがハッキリとしている韓国岳でも2名の遭難者が出ました。
じゃあ、どこに出せばいいの?
登山する山の登山口に登山届の箱があります。その中に入れればよいのです。
また、ビジターセンターがある山はそこに出すことも出来ます。
どっちも無い山に登るんだけど・・・・
その時は、知り合いや家族に出すようにして下さい。
mail形式で構いません。
※遭難したときに警察や救助隊に真っ先に連絡してくれる方で良いのです。
③山へ行く通行情報
山に行く際に登山口に駐車場はあるのか?バスで行けるの?などの
最新の情報を調べておく必要があります。
いざ向かった際に駐車場が無かったり、公共の交通手段の無い所だったりすると
登山計画が大幅に狂い、その結果、無理に登頂したりして怪我を誘発します。
『 鹿児島登山 の本』でも確認は出来ますが、最新の情報ではありません。
事前に車で行けるようであれば、登山口は下見に行くのがBESTです。
日帰り山は日の暮れる前に下山するのが基本です。
④ルートを調べる方法
鹿児島登山 ルートはインターネットの普及もあり
ヤマレコやヤマップなどの登山情報サイトでいっぱい紹介しています。
でも、信頼しすぎないように。
なぜか??
個人で登っている人は、あくまで情報の共有や、自分のログ等、紹介しているのが多く
山の知識としては、十分ではない事もあります。
近日に登っている方々のルートやコメントを見てよく判断し、登山を楽しんでください。
⑤鹿児島の山岳会・サークル・クラブ
やまねこハイカーズは、
山が好きな人が集まるチームで
個人では習得出来ない技術や経験、ノウハウを持った方が在籍している山の会です。
他の山岳会やサークル・クラブでも似たような・それ以上の活動をしている会もあります。
それぞれ山の会に特化した内容があります。
アルパイン要素の登山から、ハイキングや訓練山行まで、オールラウンドな活動をしています。
また、公益法人として公益活動をおこなっている山の会も多いです。
主に、
怪我をした際の救助の仕方とか、
ルートを間違った時の対処の仕方など、
コンパスの使い方、コンパスを無くしたりGPS(携帯)が使え無くなった時の下山の仕方など
つまり、その県の山の情報を詳しく知っている人たちが所属している所です。
中には、鹿児島登山 ルートを何度も行き、一つの場所(山)に特化して調べている人もいます。
山岳会に入れば、山の事は色々教えてくれるという事です。
※ただし、しがらみが多い会もあるので十分注意して加入してください。
⑥実際に必要な装備
山に登る知識を得たなら、次は山へ行く装備です。
①靴(トレッキングシューズ)
②リュックサック(ザック)
③雨道具
三種の神器と言われている装備品です。詳しくは別のページにて紹介しています。
基本は3点だけど+で是非!持って行ってほしいものもあります。
ヘッドライト
予期しないアクシデントが発生した場合、下山するにしろ、救援を依頼するにしても
予定の時間に下山出来なくなることがあります。
山中は真っ黒で、照明が無くては何も出来ません。
実はヘッドランプが有るのと無いのとでは、
生存率に大きな違いが出て来ます。
ヘッドランプは両手が使えるので行動し易く便利ですが、なければ小型の懐中電灯でも良いです。
予備電池は必ず持っていきましょう。
応急処置set
擦り傷・捻挫・打撲、毒虫やハチに刺されることもあります。
最低必要な救急品は各自持参します。
絆創膏、包帯、テーピングテープ、ポイズンリムーバー、健康保険証、常備薬など
(最初からすべて揃えなくても良いです。絆創膏とテーピングは持参しましょう。)
ヘッドライト・応急処置セット・その他のアイテムを書いている記事もあります。
上記の事をしっかりと対策を取った後、登山を楽しみましょう。
鹿児島登山 おススメの山(一部)
①花崗岩の岩稜がひと際目を引く刀剣山
登山ルートは、旧猿ヶ城キャンプ場の駐車場から川へ進み、そのまま小さな沢を横切る。
登山道途中には天然記念物の『ヤッコソウ』生えてます。
『山行時間』 :5時間
『場所』 :〒891-2111 鹿児島県垂水市新御堂1344−1
『アクセス』 :鹿児島市より一時間(フェリー経由)
②藺牟田池外輪山の6山を廻る
藺牟田池を囲んで主要な6つの山々のことを指します。
愛宕山・舟見岳・竜石・山王岳・片城山・飯盛山の6つの山に囲まれています。
(正確には遠見ヶ城を入れて7つ、しかし遠見ヶ城は展望がなく登る人がほぼいない)
※R6/8~現在崖崩れの為登山規制あり
『山行時間』 :4時間
『場所』 :〒895-1502 鹿児島県薩摩川内市祁答院町藺牟田1999−2
『アクセス』 :鹿児島市より車で1時間
藺牟田池外輪山↓
③高千穂峰・天孫降臨コース
高千穂河原コースのほうでは無く、真逆の方より登るルートです。
登山口もしっかりしており、高千穂河原コースには無い、山の景観や『風の鳥居』といった
パワースポットがあります。
高千穂河原コースは岩場と砂地が多いですが、天孫降臨コースは山登りとしては木々が多く感じられ、素人向きのコースとなっております。(怪我をしにくい)
④開聞岳・日本百名山
色んなサイトでも紹介している開聞岳です。日本百名山なので、紹介は不要でしょうが、
the・ 鹿児島登山 と言った山です。
最近で約1.100年は噴火が発生していませんが、山川町に鰻池集落、九電の山川地熱発電所などでは常時!噴気活動があります。
『山行時間』 :4時間
『場所』 :〒891-0603 鹿児島県指宿市開聞十町2626(ふれあい山麓公園)
『アクセス』 :開聞駅より車で5分
開聞岳の山行報告
⑤屋久島『宮之浦岳・永田岳』
屋久島は鹿児島の大隅半島佐多岬南南西約60kmの海上に位置する島です
九州最高峰の山・世界遺産であり縄文杉がとても壮大ですね
日帰りコース は距離が長く、難しいのでテント泊での登山をお勧めします。
ジブリの世界に入り込んだ空間を縦走出来るコースです。
映画:もののけ姫の題材にもなっています。
現地に百戦錬磨のガイドがいっぱいいます。
初心者の方はガイドを雇って行く方が無難です(有料)
最後に
下山後の温泉など楽しんで、登山の疲れを取ってから帰路に着きましょう。
山の楽しみ方は色々。
登り方も色々
色んな知識を身に付けて、事故や怪我の無い登山をしましょう。
ここで紹介している山はごく一部です。
下記ページにて 鹿児島登山 や、 鹿児島山登り の情報を詳しく載せています。
コメント