五家荘ピークハント10座巡り~後編~

お待たせいたしました♪

現在仕事が忙しく

後編公開までに大分時間がかかりまして申し訳ございません(*´Д`)

引き続き後編をお楽しみください♪

前編はこちら⇩

突然の雨が降り出し

急遽、各自のテントに戻ったやまねこ達

メス猫

直ぐに止んでくれれば良いのだが…( ;∀;)

出発前の天気予報では
明日までは晴れ予報だったのに変わったのかもしれないね

野良猫

山の天気は変わりやすいからね
このまま雨が止まなければ
残念だけど安全の為にプラン変更も考えないと…

メス猫はテント内で必死に電波を探し

ギリギリで天気予報を拾う事が出来た

明日は雨予報に思いっきり変わっていた

テントを打ち付ける大粒の雨音を聞いていると

帰り道は思いっきり滑ることが容易に予想できた

野良猫君と地図を広げて話し合い

エスケープルートを取る事に決めた

事前に決めていたエスケープルートは急斜面が多く

雨の場合は危険大だと考え

林道が多い別のエスケープルートを選択することに

野良猫

とりあえず、明日に備えて寝よう

そう言って、で爆睡した野良猫君

メス猫もいつもはすぐに寝れるタイプなのだが…

メス猫

今回はCLとして
皆を安全に下山させなければならないとか
あそこの道は
みんな大丈夫かな?とか

色々な事が頭を巡り

なかなか寝付けずにいたら

テントの直ぐ近くで

『キャー~ーーーーーーン!!!!!』

謎の動物の悲鳴?!が立て続けに3回も聞こえた( ;∀;)

テントの外を覗いて見たかったが

ハッと

行く前にベジ猫さんに聞いた

ベジ猫

平家落人伝説の話~

を唐突に思い出してしまった

落ち武者のおっちーよりも生きている人間の方が怖いメス猫

どこの山にもこういう話は付き物ではあるが

熊本県の山は山深いため

特に幽〇話が多い様に思う

メス猫は超リアリストなので

幽霊は全く怖くはないのだが

こんな奥深い山である

メス猫

だったらどうしよう…( ;∀;)

可愛い( ;∀;)顔して恐ろしい奴、No.1

※九州の熊は絶滅したといわれているが本当か微妙である(メス猫的に)

違う恐怖が襲ってきた

結局、シュラフを頭からかぶり無理やり寝る事にしたメス猫である

~翌朝~

殆ど寝ることが出来なかったメス猫と爆睡した野良猫君は

小雨の降る中、

孤高の猫さんとこばん猫さんに

今回はエスケープルートで早期に下山を目指すことを伝えた

午後からは、さらに雨足が強くなり

大雨の予報なのだ

荷物、テントをまとめ朝6:30にテント地を後にした

雨のせいか、まったく寒くなかったテント泊

小雨のうちに距離を稼ごうと足早なやまねこ達である

昨日とは打って変わって

霧が立ち込め、景観はゼロ

なんとも面白くないコースがダラダラと続く

後ろ姿を撮ってくれとおねだりする野良猫くん♡

昨日の様に景色が見えていたら

素晴らしい景観が眼前に広がって居ただろうに残念である

景色も見えず

暇なやまねこ達は

暇つぶしにある植物について考察を始めた

この植物はなんなのだ???

今朝からずっとあちらこちらに生い茂っている不気味な植物

こばん猫さん

余りにも大量にあるから
怖いですよね…

孤高の猫

これ食べれるんじゃない???

メス猫

葉っぱの形がユリ科っぽいから
毒ありそうだよ

~後日談~

帰宅して家で調べてみたら

バイケイソウ』というユリ科の植物で

七遍巡り周辺はバイケイソウだらけ

毒性が大変強い植物でした(; ・`д・´)

死亡事例もあるそうなので絶対食べたらダメなやつでした…

南山犬切(幽霊でそうな雰囲気でした)

南山犬切にて

この雨の中、高塚山分岐から登ってきた男性2人組と遭遇する

今回の山行で初めての別パーティである(´▽`*)

野良猫

どんなけマイナーな山やねん(笑)

相手も私たちもお互いに驚いていた

(お互いに霧の中から突然現れたからね!(笑))

メス猫

岩宇土山から登って来た

と言ったら更にまた驚いていた

道が崩れているので登る人が激減しているそうだ、遠いし

笑顔で別れ、先を急ぐやまねこ達

踏み跡ゼロ~

エスケープルートの分岐(石楠越:しゃくなんごし)に到着した

テント場から3時間半、地図上よりも思ったより遠いと感じた

ここからが滑るので慎重に下山していくも

ルート上に道がなく沢沿いに降りてしまった

どうやら尾根筋を1本間違えた様だ

これ、登山あるある(; ・`д・´)なんです

尾根が広くて大きいと

少し間違えただけでとんでもないルートに突入する

野良猫

あ~しまったなぁ。急斜面を登るしかないか…

メス猫

沢登りルート突入やね

いつもの沢登りの要領で急斜面をへばり付いて登る野良猫&メス猫夫婦

後ろで顔面蒼白なこばん猫さん

通常のルートに戻った時⇩

大きな尾根は間違いやすいのだ
孤高の猫

この夫婦は沢登りルートになった途端、
生き生きし始めるんだから

こばん猫さん

滅茶苦茶怖かったです~死ぬかと思いましたぁあ

メス猫

えー、こんなもんだよ(笑)

林道に出たときはみんなで歓声をあげたね!

道路だ~ひゃっほーい!!!
野良猫

後は林道をひたすら3時間程下れば、下山完了だよ

予定より早く下山出来そうとニコニコ顔で進むやまねこ達

林道を2時間程下ったところだろうか・・・

林道が完全崩落している…( ;∀;)

なんということでしょう!

道が・・・道が・・・・無いではありませんか

さて…どうしようかな?

地図上では道がある事になっているので

最近?崩れて崩落したようだ

山の斜面の際(きわ)はギリギリで残っている

これはもう行くしかないね…( ;∀;)

ルートを思案中なやまねこ達

慎重に歩を進めるメス猫

メス猫

高所恐怖症だけど頑張るにゃ~

問題はこばん猫さんである

もう恐怖でガッチガチである

山の縦走、山泊初体験に参加した筈が

崖崩れ体験をする羽目になっているのだから

二人のやまねこ達のサポートを受けるこばん猫さん

そこは慣れている

野良猫君と孤高の猫さんのフォローで

クリア出来ました

ある意味、この体験で

地図読みの重要性を

身をもって実感したこばん猫さんでした

因みに予定では令和5年2月27日までに

この林道は復旧するはずだったようです(現在もう5月なんだが…)

直す側から再崩落が進んでいる様でした

私たちはギリギリのところで

通過出来ましたが1ヶ月後には完全に無くなると思われますので

このルートはオススメできませんね

途中、第2案に上げていたエスケープルートの入口を発見!

見る限り、どっちもどっちなルートな感じでした(; ・`д・´)

どっちのルートからエスケープしても違う地獄が待っていたようだ

その後はひたすら足の裏の痛みに耐え

コンクリートの道路は足の裏が痛くなるよね

歩き続け午後13:16にゴールしました

総山行時間16:33 距離21.7キロ

登り1700ⅿ 下り1717ⅿ

と久々にハードなコースになってしまいました(;’∀’)

今回進んだルートはこちら⇩

このルートは地図読み必須ルートになります

※gpsが取れてないので中途半端になってます

地図が読めない人(アプリ頼り人NG)

体力に自信がない方

特にオススメしません

たぶん、メス猫も道路が完全復旧するまでは

このルートはもう行かないと思う~(´▽`*)wだってキツイんだもんW

メス猫

あ!そうそう。
10座巡りが本来の目的だったんだけど
今回は⇩

①久連子山(1240ⅿ)→②岩宇土山(1347ⅿ)→③上福根山(1645.3m)→④前福根山(1637ⅿ)→⑤中福根山(1610ⅿ)→⑥一本樫(1610ⅿ)→⑦北山犬切(1611ⅿ)→⑧七遍巡り(1590ⅿ)→⑨南山犬切(1562ⅿ)→⑩石楠山東峰(1450ⅿ)→⑪石楠山(1442ⅿ)

…と言う感じで、11座制覇してた(´▽`*)あれ?

わざわざ、屋久島に行かなくてもシャクナゲも見れるし

至る所にシャクナゲの大群

良い山々だなぁ~と思いました

紅葉のシーズンは凄く綺麗だろうなぁ~(´▽`*)

それまでに道が直っていれば

後半の行けてないルートを制覇しに

行きたいと思ったメス猫なのでした

おわり。

最後はみんなで恒例のご褒美アイス♡豆腐味

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この記事を書いた人

メス猫として婚活中に山で野良猫さんと出会い、2019年にゴールイン
広報担当「ゆずぽん」「黒玉」と共に山に家庭に仕事に奮闘中!
一緒に遊んでくれにゃあ~♪

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