広瀬川左俣遡行

鹿児島もやっと梅雨が明け、沢登りのシーズンがやってきました♪

手始めに、少しでも身体を沢に慣らしておきたい為、本日は初級の沢へ行ってきました。

メンバーは、私(野良猫)とジジ猫さん

目次

広瀬川左俣(初級コース)

大隅半島の端にある事もあり、入渓地点にたどり着くまでにかなりの時間を要します
(私が薩摩川内市の為)
入渓地点は『「大文字桜橋を渡ってすぐ左」の路地と迷うことなく着く事が出来ました。

駐車スペースは、車が一台分程度しかありませんが、奥にもう一台停める事が出来そうなので2台分行けそうです。
入渓場所は車の前から下り、入る事が出来ます。

沢登りでは最初に軽く水を感じながら進む事もしばしばあるのですが、
広瀬川の入渓地点は・・・・

いきなり水面に『ドボン』です。
朝8:00の気温は22℃
ちょっと肌寒く感じるくらいです。

気合を入れて飛び込みます。

服装ですが、真夏日になると思い、ファイントラックのラピッドラッシュ上下しか着ていません。
※寒い時はドライレイヤーを中に着ています。

一瞬『寒っ!』と思いましたが、日差しもあり、問題なさそうです♪

入渓地点から続く花崗岩の景色

入渓地にL15mほどの花崗岩の斜滝があります。

久々だからなのか?体が鈍っているからなのか。わかりませんが、この斜滝の場所は
物凄くヌメヌメしていて足を取られます💦
途中で(これはまずい)と思い、歩きやすい岩場を歩くことに。
体の衰えを感じます。笑

景色は絶景で夏をいっぱい感じる事が出来ますよ(*’ω’*)

その後、最初の目標である『堰堤6m』へ向かいます。

遡行図上ではすぐ着くだろう~(1時間程度)と思っていました。

しかし・・・・・中々着きません・・・・・。

野良猫

沢合ってるよね?。分岐もまだまだだし、間違う要素無いよね?

と、ジジ猫さんと確認しながら進みます。

と、上部にせせらぎ橋を確認した所で、問題ないと確信しました。

滝のシャワーで夏を感じる堰堤6m

やっと堰堤6mへ着く事が出来ました。
堰堤部分まで行くと、滝のシャワーで夏を感じる事が出来ます。

ここの景色は壮観でしたよ(*’ω’*)

水量も最大に感じる事が出来るので、不安な方は左に安定した岩場の段差があるので、そちらから堰堤に向かったほうが良いかもしれません。
堰堤は当然のことながら登るのは難しいので、右側に巻いて進みます。

暫く進むと・・・
枝沢の大滝(落差20m)に着きます。

周りの木々がかなり生い茂っています。

ここまで遡行時間3時間ほどとなっています。
きっと途中で子供時代の様に水遊びをしてしまったからでしょう。笑

時間以内に帰れなくなる!!と思い先を急ぎます。

ひっそうとした堰堤5m

本日2個めの堰堤です。こちらも当然の如く、巻きます。
左に巻けそうでしたので左側へ。

足元が崩れやすい箇所が多々あったので注意して登ったほうが良いかもしれません。

分岐の二俣

二俣へ到着。右に行っちゃうと違う沢に行ってしまうので注意。

左のチムニーを進みます。
15分程進むと、
帰る時に使う予定の林道が見えてきました。

ここまでくれば、残り3分の一です。

後ろを振り返ると、ジジ猫さんの足取りが重く感じます。
どうやら、久々で足がぱんぱんになってきた様です。笑
休憩を取りながら、ジジ猫さんのペースに合わせて進みます。

上流に向かうほど、水の冷たさを感じます。

修験者の滝で瞑想

チョックストーン8mの修験者の滝に着きました。
早速、ジジ猫さんが瞑想したいそうで滝に打たれています。笑

過去に何か取り返しのつかない事をしたんでしょうか?と言いたくなりましたが
ほっときます。笑

ゴールまであと少し!
という事で、谷をふさぐ大岩を目指します。

人工で登るチムニー滝6m

ゴール地点手前の滝6m。
巻きルートは無く、ここを登らないと大岩には着きません。

最後の力を振り絞って・・・・。と思いましたが
ジジ猫さんの体力が限界をむかえていたこともあり、また私も久々の遡行というのもあり
ここで引き返す事にしました。

時刻は12時35分。

ここで昼食をとります。

身体もそこそこ冷え、何か温かいものが食べたいな~とザックから昼食を取り出します。

たまには冷やし中華もいいかな~と思っていた朝の段階での私を殴りたい
冷やし中華嫌いになりそう。

林道までの沢下降

予定では林道に向かうまで沢を下らないといけません。
沢登りって下る時に、滑って怪我をしたりと、下る方が危険です。
時間にして45分ですが、慎重に進みます。

ようやく、林道に着きましたが

上がってみると、

何十年も使われていないような林道です。

ちょっとした不気味さを感じながら林道を進みます。

所々の藪漕ぎ

林道の出だしは好調で所要時間1時間30分と設定していましたが

1時間かからないんじゃないか?と思っていました。

しかし、

少しずつ、林道が荒れ始めます。笑

まぁまぁ・・これくらいは・・いつもの林道だよね。と会話しながら進むと

ん・・・?道ある?と言った感じになってきます。

最後には森化します。笑

そんな個所が多々ありました。

先頭を行ってくれたジジ猫さんに感謝です(*’ω’*)ブルトーザーの様に強かった(笑)

この林道の途中に

『沢登りの本』で紹介している広瀬川支流の
滝沢(上級の沢)山太郎沢(中級の沢)などの一部が林道より見えます。
それ以外にもちょっとした滝のある沢などいっぱい見る事が出来ました。

沢好きの方は1週間ほど有給を取ってここを拠点に色んな沢に山で泊まりながら
遡行するのも良いかもしれません。

最後に沢で気になったポイントを。

①初心者でも気軽に楽しめる沢だった。
②遡行時間が4時間ぐらいでしたが思ったより体力を使った
③入渓地点から序盤は少しヌメリが多く滑りやすい
④蛙が多い
⑤服がいつもより臭くなった。(いつもの沢より)
⑥林道で草にまけた。(首周りに赤い湿疹が出来た)

今回も楽しく、怪我無く、遡行出来たと思います。

来週もどこかに行ければね!
台風が来ない事を祈っています。

今後の状態

沢登りを行う時は、必ず2人~4人程度で行って下さい。
沢登りは初級の沢でも大けがをする事は十分にあります。

1人での遡行はお勧めしておりません。

よろしくおねがいします。

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この記事を書いた人

『本当に楽しい登山を!登攀技術を高めたい』という目的を持って再始動!再出発のHP管理人です。
気の合った仲間同士、楽しく活動しています。
山岳会のような縛りは無く、会員は自由です。
発足してから会員も増え楽しい日々を過ごしております

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