屋久島縦走コース

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屋久島縦走(淀川登山口から永田岳~永田川方面へ下るコース)

5月のシャクナゲが綺麗という事で屋久島(宮之浦岳)へ登る事に。

行きはトッピー、帰りはフェリーと緩い感じでいってきました。

フェリーで北ふ頭にサヨナラし、出発です。

どうやら7:30に出発すると10:20分には屋久島へ着くようです。

屋久島チケット

おじゃり申せとは・・・・・?(笑)

近い?といっていいのでしょうか。

到着の船着き場

到着でございます。

遠くに見えるあの山

あの山にのぼるのかー・・・と遠い目をしながら、ここからはタクシーで登山口まで向かいます。

道中の猿ども

轢かれる事も構わないぐらいの近距離でノミ取りをする猿ども。

1時間程で紀元杉とご対面です。

立派な木でした。

紀元杉を下から

紀元杉から10分程で淀川登山口に到着。さっそく準備をします。

近くに、屋久島のガイドさん?と思われる方がおり、色々質問攻めしてしまいました(笑)

ヒルはでるんか?、どこからでるんや?どのルートででるんや?とヒルの事ばかり(笑)

道標とにらめっこするメス猫さん+20キロの重り

いざスタートです。

1日目は淀川小屋まで行き、そこでまったりと過ごします。淀川登山口から1時間程度で着きます。

早く到着し、良い寝床をゲットだぜ!と言う要領なのでしょう。

淀川避難小屋

無事ゲット出来ました♪

ゆっくりと1日を過ごし、周りの景色をみながら自然を愉しみます。

ルールは大事です。

小屋の中で火器を使う方もおり、自分勝手な方もいるのがちょっと残念。

朝はアルファー米にふりかけで過ごします。

AM7時に出発し、今日は鹿之沢小屋まで行かないといけません。8時間ぐらいの工程

ぽつぽつとシャクナゲが咲いており、期待値を高めます。

島特有の花なんでしょうね。綺麗です。

ぽつんとシャクナゲ

景観の良い?場所に出たと思ったのですが、あいにくの曇り模様

藪を抜けてみると・・・
真っ白な世界(笑)

小花之江河へ到着

やはり雨と曇りで景観は良くない

小花之江河
花之江河

しばらく進みます

シャクナゲの蕾がちらほらと・・・・(まだ早かったかな?)

岩場に出るもやはり霧雨と曇り空

道中

ちょっとずつシャクナゲが咲いてきている気が・・・(気のせいか・・・・)

小シャクナゲ

宮之浦岳までまだまだ遠い・・・

へばるメス猫さん
くりお岳1867m

くりお岳は九州で3番目の高峰らしい。栗生集落の嶽参りの山として参拝の対象とされたらしいです。

そして・・・・

宮之浦岳山頂

やっと宮之浦岳山頂へ到着

宮之浦岳三角点
宮之浦岳山頂

雨雲という事もあり景観も無く、人も居ない。

独占状態である(笑)

九州最高峰!!!!と言う気にならず・・・(笑)

景観って大事だな。って改めて思う(次回は天気の良い日に行きます)

鹿之沢小屋を目指すべく、永田岳へ向かっていると・・・やっと待望のシャクナゲが!

待望のシャクナゲ

めっちゃ綺麗でした。

鹿之沢小屋の実態

悪天候と言うのもあり、鹿之沢小屋へ着いたのは16時。

そして小屋はまさかの定員いっぱい(笑)あろうことか、小屋内で飲み会が始まっており、中で煙草も吸いたい放題。

外には酔っ払いが、不要に煙草を吸いながら絡んでくる。

野良猫

ここは居酒屋なん???(# ゚Д゚)

怒りの野良猫である。

自然を愉しみに来ているのに、なんでこんな事になっているのか理解できなかった。

当然ながら、持ってきたテントを近くの広場に張り、そこで二人で過ごす。

幕営場所は魔女の木が生えたような場所でちょっと不安に思えたけど、ここしかない!って事で張る。

メス猫さんが魔女に見えるのは気のせい

ご機嫌斜めなメス猫さん

快適なテント内

身体も靴も霧状の雨でビショビショであり、ザックもザックカバーをしていたのにも関わらず、

荷物の半分が濡れてしまっていた。

3000m級の山でも問題ないと言われたモンベルのゴアテックス製アウターウェア(お値段3.5万円)も意味がなかった。

霧状の雨でも7時間歩いているとレインウェアも意味がないと知った事は良い経験だったと思う。

濡れている荷物とそうでない荷物の仕分けとしっかりとし、夕食を摂る。

またもやアルファー米

アルファー米って何度も食べると、食欲がなくなっていく気がする。

野良猫

だからベテラン勢は炊いた米が欲しいって言っていたのか。

と、色んな気づきがある。

朝は65Lと55Lのザックに荷物を詰め、ゴール場所の「ながた岳(民宿)」をめざす。

65Lと55Lのザック

ここから「例の奴」が出没するようで、足回りを入念に固めて挑む。

そう。

ヒルだ。

下山へ
道中の立派な樹木

この「民宿ながた岳」へ行く竹の辻ルートは人がほとんど通っていないようで悪路も多々あり、道迷いも起きそうな場所だった。

そして無意味に長い。

そして『ヒル』も出没する。

200m歩くことに足元をチェックしながら進むが、1匹這い上がってきたりとビクビクしながら歩く。

何もチェックしないで下山すれば、恐らく足はヒルだらけになっているだろう。のペースで足に張り付く。

3日目という事もあり、持ってきた「飲み水」も既にカラ状態。ここからは沢の水でしのぐつもりで敢えて濾過器を持ってきていない。屋久島の水はそのままでも飲める。と聞いていたからだ。

途中、綺麗な小川に出くわした。そこで水を汲み、飲んでみると

すっごい不味い

なんで??飲めるんじゃないの??(笑)と思いながら

喉もカラカラなので、仕方なく飲む。

やはり不味い。

絶対細菌ヤバい!と思い、煮沸の要領で持っているバーナーで沸騰させて飲むことに。

疲れている時に熱湯を飲む。でもやっぱり不味い(笑)。そして熱い(笑)

まぁ、仕方ないと思いながら下山する。

色々諸事情あり、すっかりと遅くなってしまった。

時間は19時を過ぎ、真っ暗である。ヘッドライトが無いと確実に道に迷うと思います。

民宿ながた岳

なんとか無事民宿に到着し遅い夕食を頂く。

豪勢な夕食

島の物と言うのもあり、贅沢な夕食でした。お酒も特に美味しかった。

疲れていたのもあり、夜はすぐに就寝。

朝には健康的な朝食が。

朝食

自然の物と言うか、身体にやさしいのかよく分かりませんが、美味しく頂きました。

フェリーの時間にはまだ早かったので、近くの町を散策。

良い味を出しているお店

町は猫ちゃんいっぱいです(笑)

民宿ながた岳

帰りはお土産を買いあさり屋久島を堪能しました。

帰りのフェリーは時間かかった分、ゆっくりと海を眺めたり、疲れて寝ていたりと船旅を過ごします。

屋久島を見るメス猫さん
疲れ果てた野良猫さん

終わりに

屋久島縦走3泊4日の旅であったが、色んな意味で良い経験になったと思う。

ただ、このコースはもう行く事はないかなぁ。と思う。良い思い出も無いし。ただ長いだけのコースなので

初心者であれば、やはり王道の縄文杉コースを進めます。

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この記事を書いた人

九州の登山をメインとした山と猫が大好きな夫婦が作った、山の会です。
気の合った仲間同士、楽しく活動しています。
snsはInstagramにて、山行ログはヤマレコにて。

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