おはようございます
ヤマネコハイカーズのメス猫です^^
本日は『登山の初め方の話』をしようと思います
登山愛好者の皆様は分かっていると思いますが
人は何らかのきっかけで、ある日、登山にはまります(笑)
でも、その後どうすれば良いのか?って意外と千差万別です
私の場合は両親が2人ともスポーツが大好きで
その一環で家族で登山をしていました
子供の頃、家族で韓国岳に登ったのが初めての登山だったように記憶しています
その後もフランスに出国する前など
節目ごとに一緒に登山をした思い出があります
でも、その時は実は・・・
面白くも何ともなかったんですよね!
だって、暑いし・きついし不便な事だらけ
息も上がって苦しいし
頂上に上がった景色もふ~んって思ってる位の無感動なメス猫でした^^;
再度、登山を再開したきっかけは
とあるイベントで全然知らない人たちと20人位で登ったら
意外と楽しかったのがきっかけです
※その時、仲良くなった友人たちとは今も定期的に登山をする仲間です
しかし、凝り性でハマる性格な私は
たま~にする登山では満足出来なくなったんですよね
友人たちと都合を合わせる場合
大体3ヶ月に1度位の頻度でしか登れませんし
(皆、仕事してるからね・・・)
そこで、1人で登り始めました
ソロデビューです(笑)
今、思うと登山の知識もないのに無謀きわまりない行動でした
その時の私の山の知識&行動は
1.赤テープを目印に歩く
2.迷ったら頂上を目指す
3.地図は持たずに入山する
メジャーどころの山しか登っていなかったので
1人で登っても特にこれで問題なかったんですよね、暫くは・・・(苦笑
1人で登ることにも慣れてきた頃、事件が起きました
そう!『野間岳事件』です
5月の台風が過ぎ去った直後くらいだったでしょうか・・・
携帯とガイド本を片手に何だか面白そうな山だなと1人で入山しました
しかし、中は台風で荒れ果てており、無残な有様でした
足下は全く見えず、草が道をふさぎ腰まで生い茂り、写真の風景とは全然違いました
登山道には大きな大木が何本も倒れてて
1時間程歩いて、分岐点で『これはまずいんじゃないか、引き返そうか』と考え
後ろを振り向いた瞬間
自分がどこから、来たのか分からなくなったんですよね^^;
今でも不思議なんですが、全部同じ景色に見えました
そうなると、もうパニックです
どうして良いか分からないです
メジャーどころの山ではないので平日もあり入山者は私ひとりでした
30分くらい近場をぐるぐるして探すも分からず
もう泣きたい気分でした
頼みの携帯は圏外で
いろんな感情が頭の中でグルグルしましたね(泣)
その時、冷静になろうと深呼吸して
すっごく嫌だけど山頂を目指しました
よく遭難者が迷って下におりてしまう気持ち、凄いわかります
下に行く方が近いと錯覚してしまうんですよね
私自身、めちゃくちゃ下に降りたい気持ちを耐えるのが大変でした
暫く嫌々、山頂を目指すも赤テープはないし絶望的な気持ちで山頂に向かっていたら
地面に境界杭があるのに気づいたのです
もしかしてコレたどったら戻れるんじゃ?と思いつき
たどったら20分程で正規ルートに戻れました!
時間にしたら1時間も遭難してないけれど
このままじゃいけないなと猛反省
あまりにも自分自身に対して無知で無謀過ぎました
反省した私は改めて、
インターネットなので山の知識を検索すると
「なになに?山岳会なるものが存在するのか・・・」と知るも
なんだか敷居が高く、入会は迷ってました
しかし、とある登山愛好者の方から
そんなに山好きなら絶対に山岳会に入るべき!と勧められ
いろいろな会を検討して
とある山岳会へ入会することになりました(現在は既に退会しております)
山岳会を知る前と知ってからでは
登り方から山に対する考え方など自分自身いろいろと変わったと思います
そして、前よりももっと登山が好きになりました
異常な(笑)はまり具合に両親は心配をしておりますが
安全面では、1人で登っている時よりも
メンバーと登っているので安心している様子(笑)
山はひとりでも楽しいけれど
仲間と登るともっと楽しいですね
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