とある某日に
ストレス溜まって、もうたまらん!!!
と唐突に野良猫君に山登りに誘われたメス猫です^^;
いや。天気、雨なんだけど・・・
と若干、食傷気味なメス猫ですが・・・
「そんな、雨の日にぴったりの山があるんだよ!」と誘われたのが
稲尾岳(いなおだけ)です
標高959mと低山ですが・・・なかなか行けない難しい山なのです
実はメス猫、一度は行ってみたいと思っていたのですが
とある理由から、断念していました
理由その1
交通アクセスの悪さ
自宅から車で片道4時間程かかります
山登って往復8時間の運転は非常に疲れる為、躊躇してました
理由その2
山頂どころか、途中にも景観がほぼゼロの山
上記の理由で今まで断念していたのですが
行きたかった理由もあります
稲尾岳の鳥居でお願いごとをすると
恋が叶う♡
というジンクスがあるとか、ないとか?(笑)
結局、メス猫は婚活中に行けなかったので真偽のほどは分かりませんが
野良猫君はメス猫と結婚前に行ったことあるんだよねー!
※2018年9月
これは間違いないですね♡ぜひ、婚活中の女性は行くべきですね^^
ということで、唐突にスタートした今回の稲尾岳登山ですが
時間が無かったので、ネットでちょろっと情報を検索したくらいで
ほぼほぼ下準備なしで行きました(※良い子の皆さんは絶対に真似しないでね♪)
今回登ったルートはこちら⇩
野良猫君は滝巡りコースを行きたいと言っていたので
滝巡りコースを調べたら、90分程の軽いコースだということがわかり
食料もそこそこで現地に到着しました(目的地1時間半前からコンビニは皆無です)
目的地に到着すると
とても立派な『稲尾岳ビジターセンター』があるではないですか!
こんな山奥になんで、こんな立派なビジターセンターがあるんだろう?と不思議になりますが
職員の方々も親切で
パノラマ模型を使って、登山道の説明をしてくれました
そこでメス猫はあることに気づきます
稲尾岳の登山コースは主に3ルート
①西口コース(西口→稲尾神社3.3キロ)150分
②北口コース(北口→稲尾神社2.0キロ)120分
③滝巡りコース(林道・コース入口→西口2.3キロ)120分
滝巡りコースって90分って存在しないじゃん(ネットの嘘つき 泣)
職員の男性に
あほな質問だなぁと思いつつも
『滝巡りコースで90分のコースとかありますか?』と聞くも
職員男性
『絶対に無理ですね(;´・ω・)・・・
滝巡りコースだけを行っても往復300分かかります・・・』
往復とな!?
そうです、ここに書いてある時間は片道の所要時間なのでした
滝巡りコースを入れつつ、山頂まで行くには
③120分→②120分→①150分はかかりますので総時間6時間30分は見なければなりません^^;
因みに、現在時刻は10時20分・・・
こんな遅い時間にスタートする馬鹿者はメス猫&野良猫君カップルくらいのものです
一番楽なコースは①西口コース往復みたいですが・・・
しかし今回は野良猫君のためにも、山を満喫させてあげよう!ってことで縦走決定です
急いで準備して
10時30分、稲尾岳ビジターセンターを出発です
因みに悪天候の為、登山客は私たち二人っきりでした(笑)
まずは滝巡りコースへ
アップダウンの激しいコースです
雄大な滝を目指して、二人で進みますが・・・
歩いても歩いても滝が出てこない(なぜだ💦)
思ったよりは、滝が少ないのかも??
途中、道迷いを防ぐために丸い番号杭があります
最初の入口に『139』って番号があったのが凄く気になるけど・・・
進めば進むほど、番号が減っていきます・・・ってことは139個も番号杭あるのか~(長い予感)
途中でトトロの森(野良猫君命名)が出てきます
メス猫は「トトロの森じゃなくて、もののけ姫だ」とムードをぶち壊しながら先を急ぎます
1時間10分ごろ歩いて、やっと一つ目の滝が出て来ました!
その名も「一条の滝」
続いて「白肌の滝」
さらに続いて「照葉樹の滝」
以上、滝終わり!!!!!(笑)
滝巡りコースですが、滝に対してはあまり、過剰な期待はしない方が良いのかな?(苦笑)
それに季節柄(冬)、水が少なかったのもありますね
残念。
気を取り直して
林道に出たので稲尾岳登山道北口を目指します
しかし、時刻は12:00過ぎてるので「お昼ご飯~」と野良猫君に訴えるも
山頂で食べようと却下されました(# ゚Д゚)
ここから山頂到着まで13:30くらいかな・・・とトボトボ歩くと
ペースが落ちてるよ!
とお尻をペシぺシ叩かれます(# ゚Д゚)
アップダウンが激しくて疲れます
それもそのはず、なぜなら私たちは逆走しているから・・・( ;∀;)
滝巡りコースを最後に持ってきたら、大変かもよ?という助言から
最初にハードな滝巡りスタートしたら普通の道もきつくなるという・・・OH!
ブーブー文句言いながらも登っていたら
やっと山頂(鳥居)へ到着です♪
恋は叶っているのでこれからの二人の未来をお祈りしてきましたよ♡
そして、おきまりの山頂ラーメンです
今回は間違えて食料かなり少なめだったので
行動食ほぼZEROで4時間行動はお腹が空きました💦
ちゃんと行動食は準備しましょう~
山頂で雨が降り出しましたが
気温が高かったので帰りは二人とも半袖に着替えてスタートです
帰りは下りが多かったので元気が出て来ましたよ
途中の枯木岳959mで三角点を発見(ここが本当のピーク?)
稲尾岳で唯一展望できる自然石展望台にのるメス猫
帰りは沢の中をジャブジャブ進みます
沢登りしている私たちは普通に沢ルート進みそうになりましたけど(^^)
尾根しか登ったことがない人がこの山を登ったら
本当にこのルートは大丈夫なんだろうか?と若干不安になるかも?
番号札を追って登ることをお勧めします
16時30分、ビジターセンターに戻ってきました
約5時間半でした(標準タイムより1時間早かったくらいですね※お昼時間除く)
ビジターセンターの職員の男性がすごい早い!と驚いてました
※大体早い人で6時間半から7時間、遅い人だと10時間くらいかかる人もいるようです
道幅が狭いので人数多いと渋滞してしまうのも原因かも?
結構ゆっくり登って、このタイムだったので急げばもっと時間は短くなるかも?
でも、山はゆっくり登ったほうが色々見れて楽しいので、これで満足
中でコーヒーでも飲んでいかない?と勧められ
コーヒーをご馳走になりながら、色々おしゃべりしました
ビジターセンター職員の皆さんや地域の方々が登山道を整備してくれています
頂上の鳥居のしめ縄も一年に一回は取り換えているそうです
今回の登山で唯一残念だったのは山頂に
前の登山者のゴミがおきっぱなしだったことです、焚火の後もあり・・・
そのことを伝えたら、
つい10日前、綺麗にしに登ったばかりだったそうで
非常に残念がっていました
鹿児島県照葉樹の森公式HPはこちら⇩
https://www.omega.ne.jp/shouyouju/
そんなマナーが悪い人は登山をする資格はありませんね(;_:)
山にゴミを捨てるなんてバチが当たります
山に捨ててはいけないものは、ゴミと命
皆さんも絶対に守って下さいね♪
稲尾岳は安全な山ですが遠方の為、登山者が普通の山より少ないです
登山する時はビジターセンターに車を停めて登ったほうが良いと思います
(もし遭難した場合、気づいてもらえる)
なおセンター内に利用者用紙がありますので、そこに記入すればバッチリです♪
遠方でなかなか、行きづらいですが今度は水が多い時に行ってみたい山ですね♪
また違った風景を見る事が出来ると思います
番外編
雄川の滝(おがわのたき)を帰り道に見る事が出来ました・・・が!
冬の為水量がごらんのとおりでした(泣)
島津斉彬公も訪れた千畳敷の石畳
公園内の花瀬川の川床は平滑な溶結凝灰岩の千畳敷の石畳で敷かれ、幅60m長さ約2kmにわたる石畳が美しいところ
春は桜、フジの花の名所としてても知られており、毎年4月には花瀬公園まつり
8月にはやまんなか音楽会が開かれるんだとか・・・
歴史的には島津藩主もたびたび訪れ、江戸時代には島津斉彬公も花瀬を訪れたと言われます
鹿児島県から昭和52年に指定を受けた自然公園地域です
帰り道に偶然通りかかり、興奮する野良猫君
遠いけれど、色々楽しめる山でした^^
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