伯耆大山(ほうきだいせん)~別名:膝殺しの山~

8月のお盆休み

野良猫君とメス猫は1~2泊の泊りでの沢登り計画を立てていたのだが…

どうも天気が不安定怪しい。。。

これは※雨が降る可能性が高い!とのことで

※沢は雨が少しでも降れば危険度が上がり、雨模様の時は沢に入らないのは鉄則である

急遽、夏山登山に変更

メス猫

『由布岳とか、どうかな?
最近、やたらとインスタで紹介されているから興味あるな~』

野良猫

『う~ん、由布岳かぁ。夏の大山に行ってみたいんだよねぇ』

メス猫

『大山?いいよ^^
何を勘違いしていたのか???九重連山の大船山だと思っている
でも、今回は三俣山には登らないからね!』

野良猫くん

『三俣山? 鳥取県の伯耆大山のことだよ?』

メス猫

『ええええええ~!!!あの、伯耆大山?!
めっちゃ行くのに時間かかるけど運転大丈夫?!^^;
(微塵も運転する気のないメス猫^^)

野良猫くん

『片道9時間半くらい、余裕っしょ^^』

…ということで、鳥取県伯耆大山へ車で向かうことに

お盆の混雑を考え、15時30分に自宅を出発

何も知らないゆずぽんと黒玉はきょとん顔で私たちをお見送り(=^・^=)wしてくれました

※ごはんは大量に置いてきたよ☆

夏山登山口駐車場

夏山登山口へは午前3時頃に到着し

日の出に合わせて、午前5時半にアタックを開始

今回登ったルートはこちら⇩

今回のコースは(時間も無いので)、夏山登山コースのピストンコースにしました

大山登山のメインコースでもあり

大山が初めての方や子供、登山初心者の方にお勧めコース

また西日本最大級のブナ林や天然記念物大山キャラボクが見れます

以前、冬に登った時は

それらがすべて雪の中で全く見れなかったので今回は楽しみながら登ろうと思います

因みに、木状の階段が続くルートだとは知っていたが…

コース内☆全部やんかぁ~( ;∀;)

もう1合目あたりから、これは下山時に足が生まれたての小鹿になるパターンやな…

と、覚悟しつつ気を付けて登るメス猫

果てしなく続く枕木階段

足を痛めないように慎重に登るのでペースはやや遅め

どんどん後方の人達に抜かれるが、気にしません

登山は競争じゃなくて、自分自身が自分と向き合って楽しむものだからね

しかし、5分後には私たちが

く⇒抜き返されるくという現象が何回も発生^^;

※ちなみに私たちはペースはずーっと変えてません(; ・`д・´)

初心者の方が多いせいか、自分のペースが掴めてない人が多い印象でした^^;

野良猫君は私がゆっくり歩き過ぎないように

ちょいちょい1~2m先に行き、煽ってきます( ;∀;)

とあるカップルは彼氏が彼女の荷物も全部持って登っていて

それでもブーブー🐷登りながら文句をいう彼女をなだめ

彼氏が背中を押してあげながら登っています

メス猫

『…いいなぁ。
私たちが付き合ってる時にもさ、
あんな甘えは許されなかったよね?』

野良猫くん

甘えるなぁああああ!メス猫~~!!!!

野良猫ドS本領発揮か!!!( ;∀;)

その後も単調ながらも

ずーーーーーーーーーーっと続く木階段の急こう配を黙々と登るメス猫

途中、野良猫君が『荷物持ってあげようか?』と声をかけるも

それは出来ぬ』と断るメス猫

登山とは、いかなる場合も※荷物(ザック)を自分で持つのは最低限の義務なのです

※もし万が一にもふたりが離れ離れになった時、荷物が無ければ詰みます

 安全対策の為にも自分の身は自分で守る姿勢が基本なのです

そんなことを話しつつ登っていると

先ほどのカップルの女性がひとりで何も持たずに登っているではありませんか

野良猫君が尋ねると何かがあって?、二人は離れ離れに登っている様子

さっきまであんなにラブラブだったのに

お前らケンカしたんかーい( ;∀;)

もはや、彼氏の姿は全く見えず…

200m以上は間隔があいているんじゃないかな?

彼女、水も全く持ってないし、もう泣きそうじゃないですか(;・∀・)

熱中症も怖かったので、余計なお世話かなと思いつつも

自前の500㎖の未開封の水をあげようとしたが

『6合目で待ち合わせしているので大丈夫です💦』と断られてしまった

それから約15分後、無事に6合目避難小屋に彼女と私たちは到着し

良かったなぁ~と思っていると…

6合目小屋

彼氏をシカトして彼女、ひとりで山頂目指しちゃったよ・・・(; ・`д・´)

メス猫

『ねぇねぇ、彼女、行っちゃったよ💦大丈夫かなぁ…』

野良猫

『…恋愛って色々あるからさ…ほっとこう』

それも、そうかと二人で登る私たち

でも、メス猫は思ったんだ…

メス猫

どんなことがあっても野良猫くんはメス猫を置いて行ったりしない♡  ※私たちも山でケンカすることはある
目に見える優しさだけがすべてじゃないんだよね

途中、大山山頂小屋の歩荷隊のお姉さんに遭遇

歩荷隊のお姉さん

夏山登山の醍醐味は※大山山頂小屋OPENしているんです!

※4~11月23日まで天候が良い日しかopenしないのです

山頂小屋でしか購入できないグッズがあり、今回購入したいなぁ~と密かに目論んでたんです^^

景色を楽しみつつ登っていると

後ろから例の彼氏から声をかけられ、彼女の行方を聞かれたので

彼女は私たちより大分先に登っていることを教えてあげた

上手く仲直りできると良いんだが・・・(; ・`д・´)

9合目付近

9合目に到達すると、物凄い突風の嵐💦

前回よりはまだ景色は見れたが、今回も絶景には出会えず…

最高の景色に出会うのは、なかなか難しいらしい

大山山頂避難小屋

山頂で記念撮影をしていると

大山山頂道標

端っこ方で例のカップルがまだケンカ続行中でした(; ・`д・´)

山頂小屋で※カップラーメンを二人で分け合い

買いたかった山頂限定バッチもゲットしました♪

※持参していたのですが、あまりの突風にバーナーは使用できず、結局購入する形になりました

その後、前回見れなかった石室を見るルートで下山開始

案の定、思ったとおり下りの方が足がやばい

膝に衝撃がすごい

私より痩せている人たちが膝をさすったり休みながら下っていました

前回の雪山ではふくらはぎが死にましたが

今回はひたすら膝だけにダメージがくる

膝殺しの山

初級と見せかけて、とんだ恐ろしい山だぜ

今回はルート的には全く難しくなかったですが

すべて階段の山を登るのがどれ程に

足にダメージを与えるのか身を持って体験しました( ;∀;)

ある意味、難しい山で

高齢になると体力的にかなり厳しい山になるでしょう

(8合目付近で遭難や救助要請する高齢者が毎年後を絶たないそうです)

山は下山するまでが山登りです

自分が下山出来る体力を残しながら登るのが鉄則になります

今回の教訓

①自分の荷物は自分で持とう(命取りになるぞ)

②山でケンカをしてはいけません(楽しい思い出が台無しだ)

③山の天気は変わりやすい(良い景色が見れるのはラッキーなだけ当たり前じゃないぞ)

以上が今回のメス猫リポートでした(*^^*)

ちなみに例のカップルは帰りがけに

仲直りしている姿を見かけホッとしましたとさ(*’ω’*)

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この記事を書いた人

メス猫として婚活中に山で野良猫さんと出会い、2019年にゴールイン
広報担当「ゆずぽん」「黒玉」と共に山に家庭に仕事に奮闘中!
一緒に遊んでくれにゃあ~♪

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