初めての山登り『必要な物』

目次

登山に必要な装備品

基本は3点

①登山靴
②ザック
③レインウェア

この3点があれば、初心者クラスの山は登る事が出来ます。

登山靴

・トレッキングシューズ(軽登山靴)は長時間歩くのに適しています。購入が間に合わないときは運動靴でも大丈夫です。登山靴を買うなら、若干値段が上がりますが、ソールはビブラム(Vibram)ソールが岩場などで滑りにくく、お勧めです

リュックサック(ザック)

・日帰り山行用として購入されるなら、生地が軽くて丈夫な30リットルぐらいの容量が良いです。
(雨具、防寒着、昼食、水筒、テルモス(お湯を持って行く場合、コップも必要です。)、
(おやつ、救急用品などが入る大きさが必要です。)

型は雨蓋付のリュックサックで、背中がリュックに密着しないよう、ネットで隙間を設けたものが通気性が良く快適です。
また最近は、ザックカバー(雨のとき、ザックにかぶせて濡れないようにするもの)を収納したものもあります。
型や色は自分好みで選びますが、サイドにポケットなど付いた幅の広いザックは、
狭い個所を通過する際など、ザックが当たってバランスを崩したりするので、肩幅ぐらいのスリムなザックがよいです。

雨具

・ツーピース(上着とズボン)のもので、ゴアテックスの生地がベストですが結構高価です。
日帰りならナイロン生地でも良いです。
ゴム製の上下ものは、防水性が高いですが、逆に汗(蒸気)を放出しないので、
雨着の内側(肌着や上着まで)からびっしょり濡れて身体が冷えてしまいます。
良く整備された比較的なだらかな登山道では、雨着を着て折りたたみ傘をさせば快適です。
(雨具は当日の気象状況によっては省略したくなりますが、
万一ビバーク(緊急野営)しなければならない事態が生じた場合に防寒着として着用できるので有効です。)

服装

登山するなら化繊製品(ポリエステル・ウール等)の服は絶対条件

運動する際、一般的に綿製品が良いと言われていますが
登山に関しては化繊製品が

必須絶対条件です

なぜなら、木綿製は汗をかくと生地が濡れて乾わきません
冷たいままの服で行動することによって
状況によっては

低体温症を引き起こす要因にもなりかねません

そのため、服装は長袖・ポリエステルなどの化繊製がMUSTです

では、どんな服装が良いの?

化繊製品(ポリエステル・ウール等)の長袖・長ズボンを着ましょう

最近は流行りの山ガールファッションは一見おしゃれですが・・・
整地された山では、このファッションで問題ありませんが
そもそも、整地された山は限られています

枝木が生い茂る山に山ガールファッションで行ったらどうなるでしょうか・・・・

・突然、蛇に噛まれたら?

・転倒したら?

薄手の格好をしていたら、

きっと傷だらけになるでしょうね

危機的状況にも対応できる服装を心がけましょう♪

予備の服について

休憩中、特に昼食時など活動をしていない時に着る服を持って行きましょう

山行で身体が温まっても、止まると体温はすぐに下がりはじめます
山は山頂に近づくほど気温が低下します
そんな時に役立つのが

防寒着(ダウンジャケット、フリースなど)です

寒さを感じたときにすぐ着れる様にザックの中に常備しておきましょう

モンベルの「フラットアイアン」もお勧めです♪

靴下について

靴下は普段使いの靴下は止めましょう

登山用の靴下が山岳ショップやネットで販売しています
ふくらはぎ位の長さの厚手がオススメです
もちろんウール製品が良いでしょう

綿製品だと汗で足先が冷えて、冬山なのでは凍傷になる恐れがあります

帽子は必要?

夏は日射病を予防してくれたり、冬は防寒対策にもなります

毛糸やアクリル製などが暖かいですが、お好みで大丈夫です

100円ショップの毛糸の帽子でも代用できます

手袋について
手袋は手指の保温だけのためでなく、怪我しないためにも必要不可欠です

寒い季節は毛糸の手袋が暖かいですが、軍手などの作業用手袋でも代用できます

ヘッドランプ

・パーティーに捻挫・骨折など、予期しないアクシデントが発生した場合、下山するにしろ、救援を依頼するにしても
予定の時間に下山出来なくなることがあります。
山中は真っ黒で、照明が無くては何も出来ません。
ヘッドランプは両手が使えるので行動し易く便利ですが、なければ小型の懐中電灯でも良いです。
予備電池は必ず持っていきます。

非常食(行動食)

日帰りの登山では、食料を多く必要とはしませんが

山を登る際は、どんな低山でも1日分余分に食料を持参しましょう♪

山ではどんなトラブルが起きるか分かりません

予定通りにいかず下山が遅れる可能性もあり得ます

食料を多めに持参していれば、イレギュラーな状況下でも冷静に対処することができます

また、行動食としてチョコレートなど持参していれば、短時間でエネルギー補給ができるので

燃料切れを起こす心配がありません

山ではお腹が空いたときにカロリー補給をするのではなく、空く前に補給しなければ

体力を失って、行動に支障が出る場合があります

特に長めの登山の場合は小まめな栄養補給を心がけましょう野良猫さんの補給食↓

救急セット

・擦り傷・捻挫・打撲、毒虫やハチに刺されることもあります。
最低必要な救急品は各自持参します。
(例)カットバン、包帯、テーピングテープ、貼る湿布、
傷の殺菌消毒液、三角巾、ポイズンリムーバー(毒吸出器)、
とげ抜き用ピンセット(ルーペ付)などの他、健康保険証、常備薬など
(最初からすべて揃えなくても良いです。カットバンと健康保険証は持参しましょう。)

地形図(2万5千分の1)・コンパス

・登る山を掲載したガイドブックを持っていたらコピーして持参しましょう。
地形図とコンパスは、最初から揃えるのは難しいので、地形図はコピーをもらい、
コンパスは行動中に使い方を教えてもらいましょう。

トレッキングポール

登山でおススメなのは、2本のトレッキングポールを使うことです。
急峻な場所でも歩行に安定性をもたらし、重い荷物を背負っての歩行をサポートします。
歩行時の推進力が上がったり、足の筋肉と腕の筋肉で歩くので疲れにくくなったり
バランスがとりやすいので、安定して歩けるようになります。

その他

・筆記用具、カメラ、携帯電話、腕時計など


購入場所は?

鹿児島県には山岳ショップが少ないですが、その中でもちゃんとした物を取り扱っている

メーカーさんも多々あります。 ネットショップもお勧めですよ。

https://alpineclubkagoshima.club/kagoshima-mountain-shop/

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この記事を書いた人

九州の登山をメインとした山と猫が大好きな夫婦が作った、山の会です。
気の合った仲間同士、楽しく活動しています。
snsはInstagramにて、山行ログはヤマレコにて。

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