沢登りに必要な装備品

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沢登りに必要な装備品

沢登りに必要なギアをまとめています。

鹿児島の沢には1級~2級の沢も多々ありますが、
やまねこハイカーズが目指している所は「楽しさ」です。

難しく、課題もいっぱい

このラインが一番沢登りを楽しく感じる事ができます。

沢靴

絶対必要と言える『沢靴』です。有ると無いとでは大違いです。

メーカーで違いはありますが、モンベル(サワートレッカー・サワークライマー)と
caravanのシューズが有名でしょうか。

フェルトとゴムの違いはありますが

サワートレッカー=苔などでのグリップ力は抜群。でも、高巻きなど行った際の荒れた道(落ち葉や急斜面)では滑りやすい。

サワークライマー=苔などでのグリップ力はそこそこ、荒れた道(落ち葉や急斜面)でも、そこそこのグリップ力を発揮します。

ワラジ=どちらとも抜群(らしい?)です。 ただし、足の裏が痛くなるのと、消耗が早いです。昭和前の技術ですので参考程度に。

沢靴は別記事で詳しく説明しております。

渓流グローブ

ゴツゴツとした岩やロープをつかんだりする時に必要になってきます。

ロープワークで滑落する危険性のある場所では、皮製のグローブを使いましょう。
ナイロン系は手袋が焼き切れて、滑落を止められないそうですよ。

ハーネス

ハーネスも必須品です。Petzl品を買っておけば間違いないでしょう。でもちょっと割高なので
モンベルのZEROPOINTなどのハーネスはお買い得ですよ♪(岩登りには使用できません)

カラビナ(多数)

ニュートン表記をしっかりしているカラビナを購入しましょう。

多数の種類がありますが、用途に合ったカラビナの購入を(詳しくは山の会で教えて貰いましょう)

ストレートカラビナ・ワイヤーカラビナ・ロッキングカラビナetc

カラビナは別記事にて紹介しています↓

ATCガイド

ペツルのルベルソ4が良いのですが、ちょっと高額です。

ガイドがついており、尚且つ規定を満たしていれば他のメーカーでも良いと思います。

プルージックロープ

懸垂下降の時など、誤って落ちた時の為に使います。

ちゃんと規定のロープを使いましょう。自分の命を助けるロープです。

スリング60㎝~240㎝(数本)

岩や木々に括りつけたりするので、いっぱいあればなおさら嬉しいですね。

補助で使う事も多々あります。簡易ハーネスで使ったりも出来ます。

ヘルメット

お好みで。他にもブラックダイヤモンドや性能の良い物が多々あります。

クイックドロー2~4本(一人単位)

沢登りではあまり使う事がないのですが、念のために・・・・。
岩登りでは30本以上使う事もあるそうですよ。(上級の沢でも5本ぐらいは使います)

地図(遡行図)

沢登りの地図って中々ありません。

やまねこハイカーズでは沢登りの経験者がいますので、臨機応変に対応しています。
昨今の大雨・台風で地形がかなり変わりつつあります💦
あくまでも参考として、現場での対応をして下さい。

昨今では山アプリの活躍も・・・

ロープ(30㍍~)

多くは山の会で所持している事が多いです。

使用後、2年程で交換したほうが良いです。

沢登りで使う事が多いのは20m~40mでしょうか。

ヘッドライト(防水)

もちろん、防水のヘッドライトが好ましいです。

ビバークしたり遭難したり、怪我して動けなくなった場合、夜、何も出来なくなります💦

ザック30L~40L

沢登りのザックは川の水や岩場にこすれたりと、ダメージをかなり受けます。

メーカー・ブランド品はもったいないので、中古か、無メーカーの製品でも良いと思っています。

モンベルに『沢登り』専用のザックがありますが、少々高価・・・・・

カム・ナッツ

ナチュラルプロテクションは滝を登ったり、滑落事故を起こさない為に必要なギアです。

しっかりと講習を受けてから使用して下さい。(ネットには間違った方法で掲載している事もあります。)
沢登りでよく使うカムは0.3~0.75まででしょうか。

ハーケン

沢登りではカムが入らないリスが多く、緊急用に使う事もあります。
昨今ナチュラルプロテクションでの登攀が目立ちますが、ハーケンは必須です。
カム同様、しっかりと講習を受けてから使用して下さい。

沢登り用品はお値段張るものが多いです。

なぜなら!

命を守るアイテムだからです。※生産量が少ないのも理由の一つです

多少高くても、信頼できる良い物を買いましょう。

(クライミングも同じですよ)(*’ω’*)

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この記事を書いた人

九州の登山をメインとした山と猫が大好きな夫婦が作った、山の会です。
気の合った仲間同士、楽しく活動しています。
snsはInstagramにて、山行ログはヤマレコにて。

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