くじゅう連山のうち1,700mを超える9座を総称する愛称である
季刊のぼろ 創刊号(2013・夏)にて
「くじゅうLOVE」という特集記事が
掲載され、
その中で提唱されたのがきっかけである。
健脚であれば9座を1日で走破することも
可能であり、
1日で9座を回る「1Dayくじゅう 17サミッツ」にチャレンジするものもみられる
くじゅう17サミッツをすべて登頂したものを、「くじゅう17サミッター」と
呼ぶことがある
※Wikipediaより抜粋
山の構成
- 中岳 (1,791m) – 九州本土最高峰
- 久住山 (1,786.5m)
- 大船山 (1,786.2m)
- 天狗ケ城(1,780m)
- 稲星山 (1,774m)
- 星生山 (1,762m)
- 三俣山 (1,744.7m)
- 白口岳(1,720m)
- 北大船山 (1,706m)

以上が、前置きであ~る!



?!



という訳であと登っていない2座
稲星山と白口岳に1泊2日で登ります!



それって、
めんどくさい(遠い)から
放置してた2座じゃない
登山を始めた間もない頃は
『くじゅう17サミッツ』の存在も知らずに登っていたので
ルート上、遠い山は後回しになっていました
そして記録を見たら
いつの間にか残り2座になっていた2にゃん
こりゃ、制覇するしかない!



俺は
くじゅう17サミッターになる!!!



何かの漫画のパクリみたいにゃ💦
…という事で
2024年9月7~8日1泊2日に
野良猫くんとメス猫は『くじゅうサミッター』
になるべく九重連山へ向かったのでした
今回は泊りなのでザックの重さは
野良猫くんが18キロ
メス猫が15キロくらい


久々のこの重さはずっしりきますにゃ
今回のルートは
牧ノ戸峠ー水掛山ー久住分かれー稲星山ー白口岳ー鉾立峠ー法華院温泉ーテント場ー
諏蛾守越ー大曲登山口ー牧ノ戸峠へ戻るロングコース
アップダウンが激しいので
ザックが食い込むことは必須ですね
自宅を朝4時に出て
牧ノ戸峠の駐車場に8時に着いた時には
駐車場はほぼ満車


まだ紅葉の時期ではないのにすごい人にゃ



今週はお天気が良いので
みんな登山に来てるんだなぁ
朝8時30分、修行のはじまりです


始めで
バテないように
ゆっくり登って行きます


今回の核心は久住分かれからのアップダウンですから
去年よりは足の運びが軽やかなメス猫


長距離重量登山のコツが掴めてきたのかな?


なかなかのハイペースで進んで行くと
プルル~
野良猫くんに仕事の電話である


休日だがここはくじゅう連山
携帯の電波が比較的入りやすい山なのである
※メジャーな山は携帯の電波状況が良い事が多い
気を取り直して先へ進む2にゃん
あっという間に久住分かれに到着である


久住分かれに到着するまでに約2時間
既に体力はかなり消耗している(;^ω^)



あと、5時間ほどの辛抱だな…
……と思い、気合を入れなおす
久住山を目指して登るが、今回は久住山には登頂しない
久住山から更に先に行った先に稲星山と白口岳があるのだ


暑さも相まって疲れが溜まってくるメス猫


もう、自分のペースで休むよね…(;^ω^)
山頂近くまで標高上げてきているのに今年の暑さは異常である
暑い、寒いが過ぎると人間って
体力の消耗が尋常じゃないなぁ…と
実感
野良猫くんも心配して待っててくれた
少し休んで再開した
はやくテント場でぐーたらしたいからである


久住山を過ぎ、稲星山へ向かう
しかし、こちら側に来る人はほぼ皆無…



キツイから人気ないのかな?
山の稜線が見えて景色はかなり良い


山々を越えてやっと到着しました
稲星山!!!


展望はかなり良い
街も山も見える



やっと、ここまで来たよ~!!!
疲れたぁーーーー



偉い、偉い。
あと白口岳だよ、がんばろー!!
休憩もそこそこに白口岳へ向かう( ;∀;)
白口岳へは一度下ってまた登り返さないと行けない
疲れた身体には結構ハードなのである


休日だというのに忙しいのにゃ


やっと、稲星越にゃ!
ここから一気に白口岳まで登れが
後は下るだけなので
ちょっと元気が出てきたメス猫である


ここの登りは意外にも簡単であっという間に
白口岳山頂に到着です!





イエーイ!
17サミッツ達成~♡





おめでとう~!
良い景色だね~
元々、肩書とか気にしない2にゃんなので
こんなもんか、と拍子抜けしちゃった2にゃんでした



メス猫はね、
17サミッツ達成うんぬんよりも(;^ω^)
コースを考えずに登ってた
初期のメス猫はあんぽんたんだなぁと思ったよ



ま、最初の頃は大した知識もないし
そんなもんだよ
遠回りしたお陰で、
今回2にゃんで綺麗な景色を堪能できたじゃない
良い点と反省点を踏まえ、次回に生かそうと誓った2にゃんなのでした



さて、ここからの下山はかなり危ないから
注意して下山してね



うん、転んだら取り返しが付かなそう…(;^ω^)
地図で事前に確認していた白口岳から鉾立峠への道は
標高1720ⅿから約1200m地点まで一気に下降するので
距離は短いがかなり危険なルートなのである







こんなところで
地震が起きて岩が落ちてきたら
逃げ場ないよね‥


2にゃんともおしゃべりもせずに一刻も早く
この地帯を抜け出たくて、急いで下山💦
それでも1時間はかかりました



岩が落ちて来そうで
怖かったよ~



地面もめっちゃ滑ったね
転んだら崖に真っ逆さまだもん


やっとここまで来て、ほっとしたところで
ベンチで休んでいたグループに
話しかけられました



君たち、白口岳から降りて来たの?



はい、上から下山してきました
どよめくグループ



そのルートは先週も男性が転んで骨折したし
先々週も、骨折事故があったって聞いたよ



え!!
そんなに事故が多発しているコースなんですか!
確かに転んだら無事では済まないルートだなとは思ったけれど
やっぱりな!って感じです( ;∀;)
お礼を言って
今回のテント場へ向かう2にゃん


あと少し…と思いつつも
緊張感から解放されてペースが駄々落ちのメス猫である


落石?
石ゴロゴロしています





あ!
ここに出るのかー!
去年、山が崩落した下の場所に出て来ました





もう、結構限界が近づいてきましたにゃ



メス猫さん、がんばってー!
あと少しでジュースだよー!!!


お値段は少し高いけれど
ビールとコーラをゲット!


テン場へ急ぐにゃよ


何度来ても、このキャンプ場は素敵です
今回は人が多かったので端っこに


タープの張り方が気に入らず
3回は張り替えた野良猫くん



もう、ごはん食べよー
日差しも落ちて来たよ


野良猫くんのリクエストで
今回はミートソーススパゲッティ
食べて、2にゃんとも
ん?!!!



……美味しいんだけど



わかる。
身体が欲してるの
コレジャナイ感よね
肉にすれば良かった~と
2にゃんで後悔
テン場めしは奥が深いにゃ


夜も更けてきて
明日も早いのでさっさと寝る事にしたメス猫なのでした


一方で眠れず、写真を撮りまくる野良猫くん
明日はどうなることやら…
to be continued…